新司法試験「合格枠拡大を」 政府案反対の動き、各地で

http://www.asahi.com/national/update/1109/007.html

理事長代行の佐藤幸治近畿大法科大学院教授は「法科大学院で講義を重視し、判例などを読み込んで考える教育が実現したのに、合格者を絞ることになれば元の暗記主義に舞い戻ってしまう」と話す。

あまりにも物事を単純化しすぎていて、「短絡」という印象を受けますね。「ロースクールにおける学習」=「考える教育」、「受験勉強」=「考えない暗記」と、本当に言えるかどうか疑問です。
佐藤先生も、そろそろ、こういった問題に口出しすることはやめて、憲法の学究生活に戻られてはいかがでしょうか。定評のある「憲法」も、最新判例を補充するなどして、改訂していただきたいものです。

交通死亡事故:厳罰求める嘆願書、静岡地検が法廷提出拒否

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20041109k0000m040153000c.html

静岡地検の中屋利洋・次席検事は「遺族の上申書は受け取り、配慮はした。署名は公判に提出しても弁護側が不同意とすれば、裁判が長期化して遺族のためにもならないと判断した」と話している。

この種の証拠が弁護人から請求された場合、検察官は、一人一人に確認できない、として、不同意という意見を述べるのが通例です。確認できる範囲内の人数であれば、確認の上、同意することもあります。
ただ、だからといって、検察官が請求した場合に、弁護人が不同意にするかどうかはわかりませんし、同意するかしないかが問題になるだけで、「裁判が長期化」するはずもないので、請求すら拒否する検察官の姿勢には疑問を覚えますし、適切な対応とも思えません。
不同意になって証拠にはならない場合でも、裁判所が被害者に配慮して、法廷で手にとって「確認」し、請求した当事者に戻すといったことをすることもありますし、証拠にはならないものの、一件記録の中につづっておくという取扱いをする場合もあります。請求しないと、裁判所の目に何ら触れないことになってしまいます。

南條範夫氏が死去 代表作に「元禄太平記」

http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=home&NWID=2004110801003018

元禄太平記」は、原作も、NHK大河になったドラマも、ともにおもしろかったと思います。浅野内匠頭刃傷の原因を、「柳沢吉保赤穂藩の塩田に目をつけた、と思いこんだ吉良上野介が、浅野内匠頭に転封申し出を働きかけ、トラブルになったこと」という捉え方をしていて、なかなかおもしろい見方だと思った記憶があります。
ご冥福をお祈りします。

UFJ:岡崎・前副頭取ら逮捕へ 検査忌避容疑

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20041109k0000e040109000c.html

特捜部の事情聴取にあいまいな供述を繰り返しているとされる。

認めるのであれば、すっきり認めないと、ということなんでしょう。

追記

しかし、こういう記事が、あちらこちらでポンポン出ているのを見ると、東京地検特捜部は、どういう情報管理をしているのか、非常に疑問を感じます。
保秘を徹底しないと、捜査に支障を来すんじゃないでしょうか。逆に言えば、弁護士から見ると、それだけ付けいる隙がある、ということにもなりますが。

著作権シンポ:“2ちゃんねる”ひろゆき氏ら活発に議論

http://www.mainichi-msn.co.jp/it/network/news/20041108org00m300120000c.html

パネリストはウィニー事件(正犯)で被告側の弁護士の奥村徹氏、著作権の専門家の上野達弘・立教大助教授、同学会理事長の苗村憲司・慶大教授、司会はネットワーク事件に詳しい岡村久道弁護士とそうそうたる顔ぶれ。

確かに、この記事の写真を見ていると、この人々が一堂に会する機会は滅多にないだろうな、と思います。

痴漢で有罪だった会社員に一転、無罪判決…大阪高裁

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20041109i311.htm

会社員は約4か月半にわたって拘置されたが、一貫して無罪を主張。

証拠関係を見ていないので、有罪無罪の当否については何とも言えませんが、4か月半も勾留する必要があったか、という点は、甚だ疑問です。
最近、旧浦和地検、旧浦和地裁が、刑訴法上、勾留できないはずの軽犯罪法違反の被疑者を誤って勾留してしまっていたことが報道されていましたが、人の身柄を拘束して捜査や審理を行うことの重みが認識できていない、問題のある裁判官や検察官が増えているのではないかと危惧されます。

FOMAの思い出

町村教授のブログ

http://matimura.cocolog-nifty.com/matimulog/2004/11/foma__.html

で、使えないFOMAが取り上げられていた。私は、FOMAが発売された時から、いち早く購入して持ち続けているFOMAユーザーである。散々、料金を払っているし、多少は文句を言っても許されるのではないかと思う。
最初に購入した時、店の人から、ひそひそ声で、「お客さん・・・」と言われ、「なーに?」と問い返すと、「何が起きるかわかりませんので、よろしくお願いします」と言われ、びっくりするとともに、「すごい物を買ってしまった」と強烈に思った記憶がある。顧客に親切な企業とは到底思えないNTTコモが、無料でおまけの電池パックを1個つけてくれたが、おまけの電池パック1個ではとても間に合わないくらい、待ち受け時間が短い携帯だった。ちょっと話すと、あっという間に電池切れになってしまうので、実用には程遠い代物であった。すぐに、机の上の「飾り」(?)と化し、私は、元々使っていたAUの携帯へ復帰した。
その後、しばらくして、改善されてきたという話を聞き、最新型のFOMAを買って使ってみた。待ち受け時間は、不満は残るものの、最初に比べると改善されてはいたが(最初があまりにもひどすぎたが)、とにかく、通話中に、よく切れてしまうのには閉口した。我慢して使っていたが、我慢できなくなって、またAUに復帰し、現在に至っている。
時々、Iモードを見るための「おもちゃ」のような感じでFOMAは持ち続けているが、町村教授のブログを読んで、「これは、まだ当分使えないな」と改めて思ったような状況である。